10月13日(土)株式会社わざわざ 代表取締役の平田はる香さんによるトークイベント「わざわざの働きかたのお話 in 宮崎」が開催されました。
今回のイベントはフォトグラファーの竹内貴誉詞さんと、後藤修デザイン事務所の後藤 修さんが主催し、インタークロスを会場にしておこなわれました。
平田さんは長野県東御市にIターンし、2009年に『パンと日用品の店 わざわざ』をオープンしました。取り扱う商品は2種類のパンと、平田さんやスタッフの皆さんが実際に使ってみて良いと感じた日用品。店舗は山の上にありますが、週末になると県内外から多くのお客さんが訪れます。
オンラインショップも運営していて、2017年の年商はオンライン販売と実店舗を合わせて1億7500万円にのぼります。平田さんがWebやSNSを通じて発信する商品への想いや経営に対する考え方は読者の共感を集め、ネットでも大きな話題になりました。
今回のイベントでは、初めに「わざわざの賄い」の時間がありました。
前日から平田さんが宮崎県内のお店を回って食材を集め、仕込みをおこなったそうです。仕込みでは、広島通にある「水餃子と野菜とごはん BOOZA」さんもお手伝い。
わざわざのパンを使ったオープンサンドや、宮崎の旬の食材を使った料理がたくさん並びました。参加者のお腹がいっぱいになったところで、トークイベントがスタート。
トークイベントは平田さんの自己紹介から始まり、わざわざを立ち上げた当時の話や、オリジナル商品開発のエピソード、自費出版の「わざわざの働きかた」の発行とそれを活用したスタッフの採用方法など、幅広いテーマでお話がありました。
わざわざを経営する中で体験したことについて、成功したことも失敗したことも包み隠さず話してくれる平田さん。講演中にメモを取る参加者がとても多かったのが印象的でした。
イベント後半には質問タイムもありました。事前に参加者から集められた質問だけでなく、会場でも参加者から質問が飛び交いました。終了時間いっぱいまで、とても盛り上がったトークイベントでした。
イベント終了後には、わざわざの理念についてまとめた自費出版「わざわざの働きかた」の販売もおこなわれ、多くの参加者が手に取っていました。
今後もインタークロスで開催されたイベントの様子を紹介していきます。