2023年10月30日にインタークロスにて、クリエイター交流イベント「CROSS HUB vol.2」が開催されました。
今回のイベントは、2023年8月19日に開催されたイベントの第2回になります。
県内でクリエイターとして活躍中の後藤修さん、外山紗也子さん、米田美琴さんが主催。
インタークロスを会場にしておこなわれました。
CROSS HUBは「宮崎のクリエイターがフラットに交流できる場を作りたい!」という想いから立ち上げられたコミュニティで、デザイナーだけではなくエンジニア、ライター、フォトグラファーなど様々な属性の人が参加しています。
またこれからクリエイターとして就職したいと考え、職業訓練などで学んでいる方も参加しており、今回初めて参加する人も含めてまずはお互いの自己紹介からスタートしました。
イベント前半におこなわれたLT(ライトニングトーク)では、主催者も含めて5名が登壇しました。
最初のLTは米田さん。
「自学でお世話になってます!YouTuber紹介」というテーマで、普段から勉強に活用しているYouTuberのチャンネルを紹介しました。
第1回のイベントで「デザインの勉強をするのにおすすめのYoutubeチャンネルはありますか?」という質問もあったため、参加者の皆さんの中にもメモを取っている人がたくさんいました。
外山さんのLTのテーマは「最近いいなと思ったデザイン」です。
最近、お仕事でスポーツ業界に関わる機会があったという外山さん。
とあるサッカーチームで選手を紹介する取り組みがとても印象に残っていたということで、その内容を紹介しました。
チームや選手の情報をどのように発信していけばよいかを考えるきっかけになったということでした。
3人目のLTは半田孝輔さん。
半田さんは現在、ライター・編集として執筆やコンテンツの作成をおこなっています。
「ことばを鍛えよう」というテーマで、半田さんのこれまでのお仕事の経験談を元に優れたクリエイターに共通する点をまとめて発表しました。
続いてのLTは河野喬さん。
河野さんはフリーランスのデザイナーとして、川南を拠点に活動中です。
「ひとりデザイナー的やっててよかったことベスト3」と「ひとりデザイナー的やってなくてよかったことベスト3」という二つの視点からのLTでした。
フリーランスとして働くことのやりがいと苦労の両方を知ることができました。
最後のLTは後藤修さん。
「利用頻度高め お仕事使いフォントベスト3」ということで、第1回のLTに続き明朝体編の発表がありました。
文字の形としての美しさだけではなく、文章として並んだ時の見え方や文字同士の密度についてなど、フォントごとの特徴がよく分かるLTとなっていました。
休憩時間を挟み質問コーナーでは、前回のイベントで答えられなかった質問や今回新たに寄せられた質問に後藤さん、河野さんが答えていくという形式でおこなわれました。
デザイナー1年目の参加者からは「画像制作時の参考画像探しに苦戦しているのですが、皆さんが普段どのように参考画像の選定をされているのか教えていただきたいです。」という実務に沿った悩みが寄せられました。
また現在デザインを学ばれている方からは「デザインやクリエイティブの仕事で最初にぶち当たる壁は何ですか?」という質問や「デザインをする上で一番大切にしている事はなんですか?」といった、まだ経験がないからこそ気になる質問がありました。
一番大切にしている事はなんですか?という質問については「当たり前の事に思えるけれども、締め切りを必ず守ること」という話が挙げられ、納期を守ることがいかに大切なことなのか、参加者も二人の話に納得して大きく頷く場面がありました。
質疑応答を終えた後は近くの席の人同士で「今課題に感じていることややりたいこと」を伝えあい、明日からできるアクションプランを考えるというグループワークがありました。
主催者やLTの登壇者もグループに加わり、時間いっぱいまでお互いに情報交換やアドバイスをおこないました。
以上のような流れで、約2時間のイベントが終了。
米田さん・外山さんからは次回のイベントについてのお知らせもありました。
CROSS HUBの参加者同士で繋がるSlackも開設され、今回初めてイベントに参加した人もメンバーに加わりました。
オンライン・オフラインの両方でこれからも様々な企画が予定されています。
今後もインタークロスで開催されるイベントなどの活動をお伝えしていきたいと思います。