メンバーのほとんどは未経験者で、前職は製造業や接客業、営業など様々です。またフロントエンドエンジニア、ヘルプデスクなどの経験者もキャリアアップを目的に入社しています。
研修は12週間を予定しており、ビジネススキルやプログラミングの基礎等を教えます。例えば、各業務に幅広く対応する「SAP」の製品知識、エンジニア・コンサルタントの仕事内容、システムの運用方法、ABAP入門、ケーススタディ等です。実際に自分で実機を設定し、エンジニア・コンサルタントの実務もおこないます。研修の最後はSAPのプログラミング認定試験を受けていただきます。その後、ご本人の希望・適性を考慮してエンジニアまたはコンサルタントのいずれかの職種に決定します。基本的には数名で同時に入社するため、同じ入社時期のメンバーと一緒に学び、お互いに高め合って実務へと入っています。

研修中はオフィスへ出社し、その後はリモート勤務となります（月1回は出社の可能性あり）。
クライアントは製造業や商社、製薬業界など多岐に渡ります。ERPのような大型システムでは300名ほどが様々なチームに分かれて開発をおこなうこともあります。
開発の流れは、まずはコンサルタントがクライアントと打ち合わせし、どのようなシステム・機能にするのか考える要件定義・設計をおこないます。次にエンジニアがシステムを開発し、テストします。無事にリリースした後は、クライアントの運用をサポートするといった流れになっています。研修後はご本人の希望を考慮したチーム・プロジェクトへ配属され、先輩スタッフからサポートを受けながら業務をおこないます。研修後に携わるプロジェクト・業務は東京本社と同じであるため、宮崎にいながら都市部で働くのと同じキャリアパスを描くことができます。

取締役の松岡さん、マネージャーの仲丸さん、拠点長の小林さんは自身の市場価値を高められる場にしたいと話します。
「宮崎支社では育成に重きを置き、未経験からキャリアを形成できるようにしています。研修では30年の豊富な経験があるSAPプログラマーと、現役で活躍中のコンサルタントの2名が教鞭を執ります。会社は社員一人ひとりのキャリアを応援するステージだと思っているので、しっかりとコミュニケーションを取って教えていきたいと考えています。システムはあくまでもツールであり、この事業の本質は人へのコンサルティングです。システムの使い勝手を良くすることはもちろん、関わりを持つ全ての人々の幸福・成長をお手伝いできればと思っています。
宮崎支社は東京本社と同じ水準の仕事を担う予定です。言い換えると、宮崎で東京と同じキャリアを描けるので、いまの枠にはまらず、自分の市場価値を高めてもらいたいと考えています。」

宮崎支社には18名が在籍しており、ほとんどが未経験で入社しています。未経験者が多い中でもメンバーに共通していることは「主体的に動く」ということです。研修は受け身で学ぶのではなく、課題に対して自分で調べて身に付けるといった流れになっています。自分で復習・自学をしつつ同期メンバーと教え合い、コツコツと知識を習得していきます。研修の中ではコミュニケーションの取り方（質問の仕方）についても練習します。リモート勤務中でもコミュニケーションを取らない時はないというほど、常に連絡を取り合っています。どんなに小さな疑問でも質問をすればきちんと返答がありますので、安心して働けます。
また定期的に個人がどのような業務を担当しているのかを共有する会を設けています。他のメンバーがどのような業務を担っているのか知り、人前で話す練習になっています。専門職としてはもちろん、社会人としても成長できる環境です。