クライアントは製造業や商社、製薬業界など多岐に渡ります。ERPのような大型システムでは300名ほどが様々なチームに分かれて開発をおこなうこともあります。導入の流れとして、コンサルタントがクライアントと打ち合わせし、どのようにシステム導入するかを考えます。具体的には要件定義から設計、開発、テストをおこないます。クライアントへ納品した後は、システムのレクチャーや運用をサポートします。どの役割を担当するかは、研修後にご本人の希望・適性、プロジェクトの進捗状況に合わせて決定します。
入社後は12週間の研修を受け、コンサルスキルやプログラミングの基礎等を学びます。研修では20数年の豊富な経験があるSAPトレーナーと、現役で活躍中のSAPコンサルタントの2名が教鞭を執ります。研修の最後にはSAP認定試験を受けていただき、その後コンサルタントとしてプロジェクトに参加します。

宮崎支社メンバーの前職は製造業や接客業、営業、エンジニアなど様々です。基本的に数名が同時入社するため、同期と切磋琢磨しながら成長できます。研修は『自ら考え、行動する』ことを軸に展開されます。SAP専門知識、プログラミング、コンサルスキルなど業務に必要な基礎知識は研修で学べますが、疑問点は自ら調べる・質問することで解決しており、メンバーは常に主体性と行動力が求められます。研修のうちからこういった練習をすることで、プロジェクトに参画した後でも自分に必要な情報を収集し、スムーズに仕事を進めることができています。また研修中はオフィス出社、その後はオフィスとリモートのハイブリッド出社となるため、より一層、自己発信のコミュニケーションが必要となります。
リモートを活用できるため、携わるプロジェクト・業務の水準は都市部と変わらず、宮崎にいながら東京・大阪で働くのと同じレベルのキャリアパスを描けます。

入社2年目のスタッフさんは、自分の頑張りが認められる環境だと話します。
「SAPはクライアント企業に合わせてカスタマイズをおこなうため、各クライアントごとに業界の知識や業務フローなどを把握する必要があります。常に勉強し続けないといけない業界ではありますが、その分、自分の成長を実感しています。上司からは『失敗しても良いから、どんどん挑戦しなさい』と言われており、少し難易度が高い仕事にものびのびと挑戦させてもらっています。また半年ごとに評価面談があり、自分が立てた目標に対して上司と一緒に振り返りをおこなっています。その度に適切なフィードバックをもらえ、給与にも反映されるため、やりがいを感じています。
また、宮崎支社では定期的にダーツやボーリング、オンライン飲み会などのレクリエーションを企画・実施しています。普段なかなか顔を合わせないメンバーとも話せる良い機会になっています」

取締役の松岡さんは、メンバーの将来を応援したいと話します。
「私が担当する研修では“コンサル業界で戦い抜くためにはどういったマインドチェンジが必要か”を軸にメンバーが10年・20年活躍できる考え方やノウハウを教えています。研修を受けたメンバーは、様々なプロジェクトの一員となり活躍しています。
最初のうちはうまく仕事ができるわけもないですし、誰だって失敗はします。人間なので心が折れてしまうこともあるでしょう。しかし、私たちはメンバーの1・2年間といった短期的な将来ではなく、10年後といった長期的な将来にコミットしています。たとえ今うまくいかなかったとしても、それを乗り越えてまた立ち向かえるよう最大限のサポートをおこなうつもりですが、正直にお伝えすると、お客様気分で入社されると、かなり難しいと思います。だからこそ、ご自身の選択、キャリアにコミットできる方にぜひ入社していただきたいです」